大人でも悩むニキビ。原因と解決方法とは

ビューティ 2018/12/19 By Aya 1346 View

大人になってもニキビに悩まされている人は意外と多いです。また間違ったニキビケアのせいで、逆にニキビが慢性化してしまっている人も。ニキビの原因と解決方法を知って、ニキビに悩む生活から抜け出しましょう。

大人でも悩むニキビ。原因と解決方法とは

大人になってもニキビに悩まされている人は意外と多いです。
また間違ったニキビケアのせいで、逆にニキビが慢性化してしまっている人も。
ニキビの原因と解決方法を知って、ニキビに悩む生活から抜け出しましょう。

ニキビの原因『アクネ菌』は常に肌にいる

ニキビの原因菌として有名な『アクネ菌』ですが、実は元々肌を守ってくれる皮膚常在菌の一種なんです。
ではなぜニキビが出てしまう人とそうでない人に分かれるのでしょうか。

『アクネ菌』は皮脂を餌にします。
不規則な生活や睡眠不足、疲労などでホルモンのバランスが崩れると皮脂分泌が増えるため、アクネ菌の餌が増え、アクネ菌も増えてニキビが発生してしまうのです。

ニキビは放っておけば治る

通常ニキビはホルモンの崩れから、アクネ菌が増えてしまうことが原因です。
そのため生理時のニキビもそうですが、通常ニキビはホルモンのバランスが正常化すれば自然と治ります。
また、油分が多い化粧品を控えたり、脂質の多い食事を控えたり、睡眠を十分にとると更に治りやすくなります。

ニキビが慢性化してしまう原因

ニキビが慢性化してしまう原因

ニキビが慢性化してしまう原因の一つに皮膚科でもらった薬を常用しているケースがあります。
思春期にできた思春期ニキビを治すために皮膚科でもらった薬を大人になっても長期常用してしまうのには注意が必要。
なぜなら皮膚科でもらえるニキビ用の薬には『殺菌剤』が含まれ、ニキビの原因のアクネ菌を殺菌する作用がありますが、アクネ菌は元々肌にいる皮膚常在菌で肌を守っている菌。
このアクネ菌を薬で殺菌しすぎるとアクネ菌を含めた常在菌のバランスが崩れて姉妹、正常な肌バリア形成を崩してしまうのです。

そして、免疫力の衰えた肌は殺菌剤を使わないとすぐに菌類が繁殖してしまうようになり、ニキビが慢性化してしまう原因になってしまいます。

薬用ニキビケア品にも注意が必要

皮膚科などでもらう医薬品でなくとも、『薬用ニキビケア品』には注意が必要です。
理由は医薬品と同じく、殺菌剤や角質剥離剤を配合しているためです。
これらは長期的に使うと肌のバリアを弱めてニキビの悪化や慢性化の原因になってしまいます。

また、これらの薬用ニキビケア品に含まれる成分は依存性が高いので、普通の化粧品に移ると一気に肌荒れしてしまう可能性があります。

医薬品同様に、長期的に常用するのはあまりオススメできません。

ニキビ肌質に有効的なオフスキンケア

ニキビ肌質に有効的なオフスキンケア

慢性的にニキビが発生してしまう、ニキビ肌質の方が健康的な肌に戻すのにオフスキンケアは効果的と言われています。
ニキビが慢性化してしまう方は肌の洗い過ぎなどの反動で皮脂量が増えてしまっていたり、殺菌系スキンケアで肌への負担が増えていることが原因。
オフスキンケアによって、優しい洗浄力に肌をなれさせて肌への負担を少なくすればいいのです。

ニキビ肌の改善は時間をかける

乾燥肌や敏感肌の改善と違ってニキビ肌の改善にはとても時間がかかります。
なぜならこれまで長い時間をかけてカラダに習慣づけた『皮脂量』などの体質を変化させなければいけませんので大変な時間を要します。
また、オフスキンケアに移行した直後はこれまでのニキビケア品の副作用でお肌が荒れてしまうことも考えられます。
オフスキンケアにうまく移行するには突然すべてのアイテムを変えるのでなく、交互使用をしながら少しづつ使用するアイテムを変えていきましょう。

具体的には、これまで使用してきたアイテムと変更したいアイテムを両方準備して、一日おきに交互に使用します。
これを2ヶ月ほどかけて行っていき、最終的にはオフスキンケアの頻度をあげていくとお肌への負担を減らしてアイテムを切り替える事ができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今まで悪だと思っていた『アクネ菌』ですが、実は肌を守っている菌の一種なんです。
基本的に放っておけば治るはずのニキビも、薬などで『アクネ菌』を殺菌しすぎると逆効果になってしまうんです。
慢性的なニキビに悩まされている方は、薬を長期的に使用していないか、肌のバリアを弱めていないかなど確認してましょう。

 

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